第1章 尾張旭市・瀬戸市で健診異常を指摘されたら/当院でできること
健診後にまずやること と「異常値」の正しい意味
―― 尾張旭市・瀬戸市の内科・腎臓内科がやさしく解説
1-1. 健診結果は“病気の宣告”ではなく、行動の合図
健診で「異常」と指摘されても、それは確定診断ではありません。健診は「ふるい分け(スクリーニング)」、ここから正確に確かめる再検査へ進むのが基本です。
行動フロー
- 結果票を確認する
- 内科で相談(結果票・お薬手帳・家庭血圧記録を持参)
- 必要に応じて再検査/精密検査
- 結果に応じて生活改善/治療へ
✅ 受診の目安:指摘後は1か月以内の受診を推奨。明らかな高値や複数項目の異常がある場合は早めの精査を。
✅ 自己判断の放置はNG:一時的な要因(前日の塩分・水分不足・緊張)でも上がることはありますが、再確認が安心につながります。
1-2. まずチェックすべき主要4項目の“背景”
同じ「異常」でも、背景(体のどこに負担がかかっているか)が異なります。以下の4つは生活習慣病や腎心血管イベントに直結しやすい重要項目です。
① 血圧(JSH2024)
- 目安:高血圧 140/90mmHg以上
- 背景:血管へ持続的な圧負担 → 動脈硬化を促進
- 放置リスク:脳卒中・心不全・腎機能低下
- 最初の対策:減塩(1日6g未満)、適度な運動、家庭血圧の継続記録
内部リンク候補:「家庭血圧の正しい測り方」/「冬の血圧変動と注意点」
② 血糖(ADA2024)
- 目安:空腹時血糖 126mg/dL以上、HbA1c 6.5%以上
- 背景:高血糖が血管内で慢性炎症を引き起こし、内皮を傷つける
- 放置リスク:腎症・神経障害・心血管疾患
- 最初の対策:食事(糖質の質と量)、体重管理、活動量アップ
③ 脂質(JAS2022)
- 目安:LDL ≥140mg/dL、TG ≥150mg/dL、HDL <40mg/dL
- 背景:LDLが血管壁へ沈着 → プラーク形成
- 放置リスク:心筋梗塞・脳梗塞
- 最初の対策:揚げ物や甘味飲料の見直し、間食・アルコールの整理
④ 腎機能(KDIGO2021)
- 目安:eGGFR <60(3か月以上持続)/尿たんぱく陽性の持続
- 背景:腎臓のろ過能力低下、糸球体障害のサイン
- 放置リスク:CKD進行 → 透析リスク上昇、心血管イベント増加
- 最初の対策:血圧・血糖・脂質の同時管理、減塩、適正体重
📌 複数の異常が同時にあると要注意
「高血圧 × 血糖高値 × LDL高値 × 尿たんぱく」などは、互いに悪影響を及ぼすメタボリックドミノ。早期の総合評価で連鎖を断ち切りましょう。
1-3. 受診タイミングと“再検査”の考え方
- 要経過観察:生活改善+6〜12か月の再チェック
- 要再検査:同日〜数週間以内に再検査の計画を立てる
- 要精密検査:高リスクが疑われる場合に専門的な画像・合併症評価を追加
迷ったらまず内科へ。血圧・血糖・脂質・腎機能は内科で総合的に判断し、必要時に腎臓内科などへスムーズに連携します。
(当院は内科+腎臓内科の一体運用で、複数項目の同時評価が可能です。)
1-4.当院でできること
- 🔍 数値の解説と総合リスク評価(生活・既往・家族歴も含めて)
- 🧪 必要な再検査(血液・尿・腹部エコー)
- 🍽️ 生活改善サポート(減塩・運動・睡眠)
- 💊 必要時の治療(最新ガイドライン準拠)
- 🔁 定期フォロー(目標値・検査間隔を明確化)
第2章 異常値は“体からのサイン”――背景と再検査のポイント
――「どうして再検査が必要なの?」を納得して進めるために
2-1. 異常値とは「体のどこかに負担がかかっている」サイン
健診結果の数値は、ただの“良し悪し”評価ではなく、体が変調を示す重要なサインです。
「少し高め」「境界域」と記載されていても、放置すれば病気の進行や合併症につながる可能性があります。
たとえば――
- 血圧(140/90mmHg以上)……血管壁に高い負荷→心臓・腎臓への影響
- HbA1c(6.5%以上)……血糖のコントロール不良→血管の慢性障害
- 尿たんぱく/eGFR低下……腎臓のフィルター機能が低下→慢性腎臓病(CKD)へ
📍異常値は「体の変化を知らせる警報機」であり、早めの対応が将来の健康に影響します。
2-2. よくある異常値と「なぜ再検査が必要か?」
異常値は1回だけでは判断できず、「再検査で経過や病状の背景を確認する」ことが大切です。
| 異常項目 | 再検査で確認すること | 放置リスク |
|---|---|---|
| 血圧 140/90mmHg以上 | 本当に高血圧か?(緊張や測定環境の影響を除外) | 心筋梗塞、脳卒中 |
| HbA1c 6.5%以上 | 糖尿病かどうか、合併症の有無 | 動脈硬化、腎臓病 |
| 尿たんぱく(+) | 一過性か?腎機能低下の初期サインか? | CKD、心血管病リスク増加 |
| eGFR <60 | 腎機能低下が持続しているか? | 腎不全→透析のリスク |
👨⚕️ POINT:
• 再検査では、“本当に病気か?”“深刻さはどうか?”を確認します。
• 正確な診断なしに「様子を見る」と、実は進行していた…というケースも少なくありません。
2-3. 見逃せない“要注意の異常値”とは
次の条件に該当する場合は、速やかに専門医へ相談・再検査をおすすめします。
- 血圧が 160/100mmHg以上(高血圧Ⅱ度相当)
- 尿たんぱくが2回以上陽性(持続性タンパク尿)
- eGFR <45(中等度~高度の腎機能障害)
- HbA1c 7.0%以上で糖尿病が強く疑われる
- LDLコレステロール 160mg/dL以上 or 家族性疑い
⛑️ 複数項目が同時に異常→「心臓・腎臓・脳」のリスクが大幅に上昇します。
2-4. 二次検査はどう進む?(一般的な流れ)
- 健診結果票を持参して受診
- 医師が問診・既往歴・生活習慣を確認
- 必要な二次検査を選択
・血液 / 尿検査 / エコー検査 - 結果→診断・経過観察 or 生活指導 or 治療開始
🔍 例:「尿たんぱく陽性」→尿たんぱく/クレアチニン比 + 腎エコー + 血圧測定
2-5. 当院での対応(尾張旭市・瀬戸市での二次検査)
当院では以下のように再検査〜フォローを一貫対応しています:
- ✅ 健診結果をもとにカウンセリング
- ✅ 血液・尿・エコー検査を院内で即日・同時対応
- ✅ 生活改善・薬物療法を含めた早期介入
💬 複数の異常値がある方も「まとめて相談」いただけます。
🌱まとめ:異常値は“病気の入り口”ではなく、“健康を見直すきっかけ”
- 異常値は体からの警鐘。再検査は“未来を守る行動”
- 再検査で状態を正確に把握→安心して生活改善を始められる
- 放置せず、まずは医療機関へご相談ください
第3章 放置するとどうなる?(心臓病・脳卒中・腎臓病への影響)
気づかないうちに進む“沈黙の病気”の本当の姿
3-1. 症状がないまま進む“生活習慣病の怖さ”
健診で異常値が出ても、「体調は良いから大丈夫」と自己判断して放置してしまう方は少なくありません。
しかし、高血圧・糖尿病・脂質異常症・慢性腎臓病(CKD)の多くは「自覚症状がないまま静かに進行する」病気です。
✅ 症状が出たときには進行していることが多い
→ 放置されがちな病気ほど、早期に向き合うことが必要です。
3-2. 生活習慣病が放置されると起こる「動脈硬化」
高血圧・糖尿病・脂質異常症は、それぞれ別の病気のように見えますが、いずれも血管に負担をかけ、動脈硬化を進める大きな原因となります。
🔍 動脈硬化とは?
血管の壁が固くなったり狭くなったりして、血液の流れが悪くなる状態のこと。進行すると心臓や脳、腎臓などの臓器に重大な障害をきたすことがあります。
🔎 生活習慣病それぞれが血管に与える影響
| 病気 | 血管に起きること | 動脈硬化が進む理由 |
|---|---|---|
| 高血圧 | 強い圧力によって血管の壁に負担がかかり、内側が傷つく | 長期間の高い血圧が、血管を硬く・脆くし、傷ついた箇所に脂質がたまりやすくなる |
| 糖尿病(血糖値が高い状態) | 血管の内側に「慢性的な炎症」が起きることでじわじわ傷つく | 血糖が高い状態が続くと、血管内で“小さな火事”のような炎症が起こり、その部分に脂質が沈着しやすくなる |
| 脂質異常症(LDLコレステロール高値など) | LDLコレステロールが血管壁に沈着して“コブ(プラーク)”をつくる | コブが大きくなると血管が狭まり、血流が悪化する(心筋梗塞や脳梗塞の原因に) |
____________________________
✅POINT:3つが合併すると「連鎖的に悪化」しやすい
高血圧・糖尿病・脂質異常症の3つが同時に存在すると、お互いの病気が影響し合い、より早く動脈硬化が進む可能性があります。これは「メタボリックドミノ」と呼ばれる現象で、放置した場合の健康リスクが大きくなります。
📌 例)
- 高血圧で血管が弱る
- 糖尿病で血管が炎症を起こす
- LDLコレステロールが傷ついた血管にたまる
➡︎ 血管が詰まりやすくなり、「心筋梗塞」「脳梗塞」「腎不全」などの重大な病気へつながる
3-3. 放置が招く深刻な病気
| 進行した先にある病気 | 原因となる状態 | 備考 |
|---|---|---|
| 脳卒中(脳梗塞・脳出血) | 高血圧、脂質異常 | 発症すると半身麻痺など後遺症の可能性 |
| 心筋梗塞・狭心症 | 動脈硬化、高血圧 | 命に関わる重篤な病気 |
| 慢性腎臓病(CKD)→腎不全 | 糖尿病、高血圧 | 進行すると透析が必要になることも |
| 末梢動脈疾患(足の血管閉塞) | 糖尿病、脂質異常 | 歩行障害・潰瘍などにつながる |
📌 特に「腎臓」は、血管の老化や生活習慣病に弱い臓器です。
腎臓機能が悪化すると、「透析」や「腎移植」が必要になることがあります。
3-4. 「高血圧 → 腎臓病 → 心臓病」の悪循環
これらの病気は単独で進行するのではなく、互いに悪化を招き合う“負の連鎖”をつくります。
🧬 メタボリックドミノ現象
- 高血圧が腎臓の血管を傷つける
- 腎機能が低下し、さらに血圧が上がりやすくなる
- 腎臓病と高血圧が心臓に負担をかける
- 心不全や心筋梗塞が発症しやすくなる
このような悪循環を防ぐには、「気づいた時に正しく対処すること」がとても大切です。
3-5. 健康寿命を延ばすために必要なのは“早期介入”
✅ 異常値を早期に把握し、原因と病態に合わせて対策することが最大の予防策です。
生活習慣病は、初期段階であれば【生活改善+定期フォロー】で進行を抑えることができます。
また、適切なタイミングで薬を使うことで、心臓や腎臓を守ることも可能です。
第4章 二次検査の流れと内容(血液・尿・画像検査など)
「何をされるの?」を「なるほど、そういう流れなんだ」に。検査の見える化で不安を安心に変える章です。
4-1. 二次検査とは?
健診で異常値が出たあとの「精密評価」のステップです。
健診はあくまで「異常の可能性を早期に見つける」ための入口にすぎません。
そのあと必要になる二次検査は、
- ✅ 本当に治療が必要かどうか
- ✅ 今後どれくらい注意すべき状態か
をしっかり確認するための検査です。
💡 “再検査=病気が確定”ではなく、“安心材料をそろえるための検査”と考えてください。
4-2. 二次検査の一般的な流れ
検査内容を知っておくことで、当日のストレスはぐっと減ります。
- 健診結果票を持参して受診
➡︎ 医師が結果票をもとに問診し、生活習慣や服薬歴も確認します - 必要な検査項目を選択
➡︎ 血圧・血液・尿・画像(エコー)などを組み合わせて検査計画を立てます - 検査実施(同日または後日)
➡︎ 所要時間や検査の流れを事前に説明します - 結果説明と今後の方針提案
➡︎ 経過観察か、生活改善か、治療開始かを患者さんと共有します
📌POINT
健診結果票さえあれば、準備は万全です。必ず忘れずにご持参ください。
4-3. 二次検査でよく行われる代表的な検査
| 検査の種類 | わかること | 疑われる病気・状態 |
|---|---|---|
| 血液検査(HbA1c、血糖、LDL、Cr、eGFRなど) | 糖尿病/脂質異常症/腎機能などの数値確認 | 糖尿病、脂質異常症、慢性腎臓病など |
| 尿検査(定性/定量) | 尿たんぱく、尿アルブミン | 腎障害の有無/糖尿病性腎症など |
| 心電図 | 心拍リズム、心臓への負担 | 不整脈、高血圧性心疾患など |
| 腹部エコー | 腎臓・肝臓・膵臓などを視覚的に確認 | 腎嚢胞、脂肪肝、腎血管異常など |
| 家庭血圧(セルフ測定) | 診察室外での血圧測定 | 白衣高血圧/仮面高血圧の診断 |
🔍 「尿たんぱく」+「血圧高値」がある場合、腎臓+血管の両方向から評価が必要になります。
4-4. 異常項目ごとの具体的検査例
✅ 高血圧が疑われる場合
- 家庭血圧記録の持参
- 診察室での複数回測定
- 必要に応じて24時間血圧測定(ABPM)など
✅ 尿たんぱくが出た場合
- 尿たんぱく/クレアチニン比(定量)の確認
- 腎エコーで形状・血流をチェック
- 血圧測定もセットで実施(高血圧併存が多いため)
✅ 血糖異常の場合
- 空腹時血糖・HbA1c再測定
- 合併症チェック(眼底/神経/腎機能)
4-5. 検査後の診療方針とその判断基準
二次検査の意味が最も発揮されるのは「検査後」です。
| 診療方針 | 対応の目安 |
|---|---|
| ✅ 正常 | 年1回程度の定期健診でOK |
| 🔍 経過観察 | 半年〜1年ごとの再チェック |
| 🥗 生活改善 | 食事・運動・睡眠など生活習慣の調整へ |
| 💊 治療開始 | 薬物療法+生活アドバイスで早期管理 |
🩺 治療は「やるべき時に適切にやる」ことで、心臓病・腎臓病のリスクを抑えられます。
4-6. 尾張旭市・瀬戸市で二次検査をご希望の方へ
当院では、健診後の二次検査をスムーズに受けられる体制を整えています。
- ✅ 院内で血液・尿・エコー検査対応
- ✅ 総合内科+腎臓内科専門医が直接評価
- ✅ 高血圧・糖尿病・腎臓病など複数異常を同時管理
🔗「生活習慣病と腎臓病はつながっています」
第5章 よくある質問Q&A(「再検査=病気」ではない?)
正しく知って、不安を「安心の行動」に変えましょう
Q1. 健診で「要再検査」と言われました。これは病気という意味ですか?
A. 「病気の可能性がある」というサインです。ただし、確定診断ではありません。
健診はあくまで「ふるい分け(スクリーニング)」であり、再検査は「本当に病気なのか?」「対処が必要なのか?」を確認するための精密ステップです。
一時的な影響(食事、緊張、水分不足など)で数値が上下することもあり、“再検査=すぐに病気”ではありません。
👉 大切なのは「正確な数値確認」と「今後のリスク評価」です。
Q2. 薬を飲まずに様子を見るのはダメですか?
A. 状況によりますが、自己判断で放置するのはリスクがあります。
たとえば血圧や血糖などは、症状がなくても進行している場合があります。
医師の診断で「経過観察で良い」と判断される方も多くいますが、「早めの対策が必要」なケースも少なくありません。
🔍 POINT
- ✅ 軽度の異常 → 生活改善中心でOKの場合も
- ⚠️ 明らかな異常 → 放置すると病気が進行する恐れあり
Q3. 異常値が1つだけなら、それほど心配しなくても良いですか?
A. 異常が1つでも、ほかに「隠れたリスク」がないか確認が必要です。
特に、血圧・血糖・脂質・腎機能などの項目は、2つ以上異常があると生活習慣病どうしが悪循環となり、動脈硬化や臓器障害を進めてしまうことがあります。
Q4. 健診で異常があると言われたあと、どこを受診すべきですか?
A. 内科・総合診療科・腎臓内科がまずの相談先です。
- ✅ 血圧/血糖/脂質異常 → 内科・生活習慣病専門外来へ
- ✅ 尿異常・eGFR低下 → 腎臓内科で精査・評価が可能
Q5. 受診のタイミングに“遅すぎる”や“早すぎる”はありますか?
A. 異常を指摘されたら、まずは1ヶ月以内の受診をおすすめします。
明らかな数値の異常がある場合や複数項目に異常がある場合は、早めの精査が重要です。
👉 「早すぎる」よりも「遅すぎる」方が病気を進めてしまうリスクになります。
✅豆知識:健診結果票の「要経過観察」「要精密検査」の違い
| 表記 | 意味 | 対応 |
|---|---|---|
| ⭕ 要経過観察 | 数値が境界線、要注意(生活改善や定期チェックが必要) | 医師への相談+6ヶ月ごとの再検査。 |
| ✅ 要再検査 | 異常の可能性が高く、確定診断が必要 | 内科での再検査・必要時精密検査 |
| ⚠️ 要精密検査 | 明らかな異常値・異常所見あり | 専門医で精密画像や治療方針の検討 |
第6章 当院でのフォローアップ体制
健診後の不安から、日々の安心へ。継続的な健康管理をサポートします
6-1. 当院が目指すフォローアップとは?
「再検査をして終わり」ではなく、これからの生活や病気の予防につながる継続的なサポートを行うことが当院の方針です。
とくに、高血圧・糖尿病・脂質異常症・慢性腎臓病(CKD)は長期的な管理が必要な疾患のため、“予防~治療~生活改善”を包括的に支援します。
6-2. 実施している主なサポート内容
| サポート内容 | 対応内容 | 対象例 |
|---|---|---|
| 🧪 二次検査(血液・尿・画像) | 検査当日〜数日以内で結果説明 | 血圧・血糖・腎機能異常など |
| 🧠 検査結果のわかりやすい説明 | 数値の読み解き+リスクの見える化 | eGFR低下、尿たんぱく陽性など |
| 🍽️ 生活習慣の改善サポート | 減塩・運動・禁煙・睡眠指導 | 高血圧、糖尿病、脂質異常症 |
| 💊 必要に応じた薬物療法 | 最新のガイドラインに沿った処方 | ARB、SGLT2阻害薬、スタチン等 |
| 🔄 定期的なフォローアップ | 検査間隔や目標値の設定 | 高齢者、持病持ちの方 |
✅ 特に腎臓病(CKD)では「早期発見→進行予防→合併症管理」が重要です。
6-3. 当院で管理できる代表的な症状・疾患
- 高血圧(家庭血圧の評価、薬物治療)
- 糖尿病(HbA1c管理、定期フォロー)
- 脂質異常症(LDL/TG管理、食事指導)
- 慢性腎臓病(CKDステージ評価、進行抑制)
- メタボリックシンドローム(複合的な生活習慣病管理)
6-4. 尾張旭市・瀬戸市で健診後の不安がある方へ
📍 当院には「総合内科専門医・腎臓内科専門医」が在籍し、生活習慣病と腎臓病を中心に、予防から治療まで一貫した診療を行っています。
地域のかかりつけ医として、健診後の二次検査や慢性疾患管理にも対応しています。
第7章 まとめ・受診案内・免責
検査結果を「安心の未来」へつなげるために
🧭 まとめ
- 「健診で異常」と言われても、必要以上に怖がる必要はありません。
➡︎ 大切なのは“その後にどう行動するか”です。 - 異常値は身体からのサインです。正しく理解し向き合うことで、確かな予防につながります。
- 二次検査や生活習慣の見直し、必要な治療を早めに行うことで、腎臓・心臓・脳の病気を防ぎ、健康寿命を延ばすことができます。
🗣️ 不安なときは、一人で抱え込まず、医師にご相談ください。
🏥 ご相談・受診案内
健診で異常を指摘されてお困りの方へ
当院では、健診結果のご相談から再検査・生活指導まで、一貫してサポートしています。
- 健診結果票をお持ちいただくだけでOK
- 血液検査・尿検査・腹部エコーに院内対応
- 生活習慣病と腎臓病の専門医が丁寧に診察
免責事項
- 本記事の内容は一般的な医療情報であり、特定の症状・疾患について診断や治療を行うものではありません。
- 症状や検査値には個人差があります。具体的な診断・治療については、必ず医療機関で医師にご相談ください。
