「健康診断で指摘されたけれど、何から変えればいいのか分からない」「食事に気をつけてと言われたが、具体的にどうすればよいのか分からない」——そうしたご相談に、管理栄養士がお応えします。
当院では、糖尿病・腎臓病・高血圧・脂質異常症などで食事の見直しが必要な方を対象に、管理栄養士による栄養指導(栄養カウンセリング)を行っています。
栄養指導(栄養カウンセリング)とは
栄養指導は、医師の指示に基づいて、管理栄養士が一人ひとりの体の状態・生活・食の好みに合わせた食事の進め方をご提案するものです。「あれもこれも禁止」という食事制限ではありません。
料理をあまりされない方には、市販のお惣菜やコンビニでの選び方など、実際の生活に合わせた方法をお伝えします。ご家族と一緒に受けていただくこともできます。
こんな方はご相談ください
- 健診で血糖・血圧・コレステロール・腎機能を指摘されたが、何から始めればよいか分からない
- 「塩分を控えて」と言われたが、具体的な減らし方が分からない
- 食事の量やたんぱく質の適量を知りたい
- 自己流で制限しているが、かえって栄養が偏っていないか心配
- 外食や中食が多く、自炊前提の指導では続けられない
- 薬はできるだけ増やしたくない
対象となる方(保険診療)
保険診療として栄養指導を受けていただけるのは、医師が食事療法を必要と認めた場合です。主な対象は次のとおりです。
- 糖尿病
- 腎臓病(慢性腎臓病など)
- 高血圧(1日6g未満の減塩食が必要な方)
- 脂質異常症
- 高尿酸血症(痛風)
- 高度肥満症(BMI 30以上)
- 貧血(鉄欠乏によるもので、ヘモグロビンが一定の値以下の方)
このほか、低栄養の状態にある方や、飲み込みの機能が低下している方も対象となります。ご自身が対象になるかどうかは、診察時にご確認ください。
栄養指導の流れ
1. 診察時にお申し出ください
まず通常の診察を受けていただき、栄養指導をご希望の旨を医師にお伝えください。病状によっては、医師からご提案させていただくこともあります。実施できる日時が限られていますので、日程は受付または診察時にご相談ください。
2. 初回(30〜40分)
健診結果や検査値、普段の食事・生活習慣について詳しくお伺いします。そのうえで、無理なく続けられる目標を一緒に決め、食事計画をお渡しします。
健診結果や他院での検査結果をお持ちの方は、ご持参ください。普段よく食べるものや、食事の写真・記録などがあれば、より具体的なご相談ができます。
3. 2回目以降(20分程度)
実際に取り組んでみた結果を一緒に振り返ります。続けられている点はそのまま維持し、難しかった点は別のやり方に切り替えていきます。検査値の変化もあわせて確認します。
栄養指導の費用
- 栄養指導は原則として月1回ですが、初回の指導を行った月などは月2回受けていただける場合があります。
- 「初回」の費用は、通常、当院で初めて栄養指導を受けられる際にかかります。その後は、しばらく間があいてから再開された場合も2回目以降の費用となります(診療の状況によって異なる場合があります)。
- 金額は2026年6月時点のものです。
食事の見直しは、治療の土台になります
血圧のお薬を飲んでいても、塩分が多い食生活では、十分な降圧効果が得られないことがあります。逆に、「腎臓が悪いと聞いて肉も魚もやめました」という自己流の制限で、かえって体力が落ちてしまう方もいらっしゃいます。どこを変えて、どこは変えなくてよいのかを整理することが、食事療法の出発点です。
尾張旭市のきたはらやまクリニックでは、管理栄養士が一人ひとりの生活に合わせて、続けられる形を一緒に探していきます。ご希望の方は、受付または診察時にお気軽にお申し出ください。
